2015年12月15日

たていすんなに

 当ブログのコメント認証コードは「qwer1」。nbmさんのところで記事の主たるテーマではないけれど「コメントの認証コード」について言及しているのを読んで自分のも書いてみようかな、と思い立ちました。
 さて「qwer1」。キーボード入力の方は認識されているだろうけれど、キーボードの上から二番目の列のアルファベットを左から4つにオマケに1をつけたものです。由来は「たていすんなに」です。
 ずっと昔に・・・確かMSXだったから30年くらい前かな?「ブラックオニキス」というゲームがありまして。このゲームについて語り出すと「英語日本語まじりでよく考えると勉強になったんじゃないか」とか「初めての3D迷路」(方眼紙大活躍!)とか「イロイッカイズツ」か脱線が過ぎるので省略。
 で、このゲームではつけた名前でキャラクターの初期パラメーター・・・と言っても体力だけだった気がする・・・が決まってきていたのです。マップ歩き始めた途端一撃で殺されるとかザラでしたから体力の初期値は結構重要なもので、「名前によって体力が違う」と気づいてから兄弟で色々試した結果、一番強かったのか「たていすんなに」という名前だったのです。キーボードの左端のほうから適当にピアノのグリッサンドの要領でテキトーに撫ぜたところ、アルファベットでいえばtだけ飛んで「qweryui」と入力されて、ひらがなでは「たていすんなに」というのが最強だった、というわけ。
 ・・・ここまで書いてきて記憶違いを疑って「MSX ブラックオニキス」でググったらみなさんアルファベットの名前がついてるから「ブラックオニキス」だったというのは記憶違いかも・・・(いまさら)でもドラクエはファミコンだからキーボード入力しないし・・・

 そんなわけで「無意味で最強」のイメージの「たていすんなに」へのオマージュとしてキー配列を途中までなぞってオマケをたしたのが「qwer1」というわけ。 
 そういえばうちの兄弟はこの世代としては割と早い時期(小学生時代)にPC(マイコンかなー)に触れていますが、最初からアルファベット入力してました。母が先見の明があるっちゅーか、アルファベットのキーボードの並びはタイプライター基準で世界共通だから、それで入力しなさいと指示(教唆?)したのです。規則性は単純だから4年生で正式にヘボン式ローマ字を学習する前に覚えちゃいました。その後、ワープロがかなり家庭に降りて来たけれどメーカーごとに五十音の並び順は違ってましたねぇ。いまは統一されたのかな?

 タイプライターを触ったことがある、というのも最後の世代かな。私の場合本当に「触った」だけだけれど。長兄の中学入学時に彼が中古のタイプライターを贈られまして。「新しいキカイ」にわくわくして触らせてもらいました。キーを押すのが実に重たかった。(わたしは当時小学校2年生)
 キーボードの上部に整然と並んだ「腕」がガッチャンと動いて字を「捺す」風情でした。結構いい機種だったのか、ホワイトの機能もあって、間違えた文字のところまで紙をもどしてホワイト用のキーを押すと、やはり「腕」がガッチャンと動いて修正粉的ものを「べっ!」という雰囲気で叩きつけるというものでした。

 色々使う側が気を付けなければいけないことは多かったけれど、今時の「親切な」機械よりも昔の「気の利かない」機械の方が、動くのも壊れるのもある程度わけがわかって納得感があって可愛かったな、と思ったりする私はまごうことなき昭和の人なんだろうなと思う、たていすんなに連想。

 ポンコツと 罵詈しなだめて 使ううち
  付喪神憑く 我が愛機かな 
【蓼家の人々の最新記事】
posted by arikuni at 20:33 | Comment(4) | TrackBack(0) | 蓼家の人々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お話を広げてくださって嬉しいです。
トラックバックをありがとうございます。
なんかあまり使わなくなってしまったけど、良い機能なのにね。

「たていすんなに」は、なんだか良い響きですね。
「すんなに」だけだと、インド系のような感じですが
前半の「たてい」が加わると、より謎な感じで。

私もキーボード打ちはタイプライターで覚えた口なんです。
当時、大学生だった兄が使っていたものを勝手に拝借して。
小学校高学年の頃のことです。
洋楽を聴いては、英語の歌詞カードを打って練習しました。
フランス語のサークルに入っていた兄が買ったもので
フランス語対応のタイプライターでしたが
たぶん、兄よりも私の方が多く使っていたと思います(笑)

タイプライターにホワイト機能ってあったんですね。
うちのにはついていなかったと思います。
たまに腕同士がからまって、直したりしてね。
1行1行送らないといけないし。
手間がかかる分、愛着も湧くのかもしれませんね。

タイプライターを思い出したら
甘酸っぱい思い出を思い出してしまったので
そのうち拙ブログに書くかもしれません……
Posted by nbm at 2015年12月15日 22:56
>nbmさん
気づかなかったけれど確かに「スンナニ」ってインド系の響きですね、面白い。

小学校高学年でもタイプライターのキーは重かったのでは。少なくともいまのキーボードのように軽くはないですよね。正に「打鍵」。自分の操作と結果の動作の間が近くて納得がいく感じが好ましいです。いまはブラックボックスが多すぎて(苦笑)世はアナログ回帰の傾向もあってレコードプレーヤーが発売されたりしたけれどさすがにタイプライターは嗜好品ですね。

トラックバックも悪用が多くてまともに使わなくなりましたね。連想の連鎖で記事を書くことはブログの面白さの一つだと思うので「甘酸っぱい思い出」記事が形になったら嬉しいです。
Posted by たま@ at 2015年12月17日 10:33
「タイプライター」から繋がる話
という記事を書いてみました。
よろしければご一読ください。

本年もよろしくおねがいいたします。
Posted by nbm at 2016年01月11日 23:36
>nbmさん
素敵な記事をありがとうございます!甘酸っぱくてやわらかな気持ちになりました。私は高校は女子高でしたし、先日昔の日記(日記ではなく時々心情を吐露してたと思しきノート)を見ると「高校生なんだから恋くらいはするものではないか」と義務感にかられていたような感もあり、甘酸っぱい思い出というのが本当に少ないです(苦笑)結婚式前後が人生で一番甘酸っぱかったかも?(遅!)などと思考が逸れました。
Posted by たま@ at 2016年01月14日 21:39
コメントを書く
お名前:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/431167391
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック